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2018.12.7受験対策

現役新潟大学生の受験体験記①

執筆者:医学部医学科1年 男子

 

少しでも皆さんの参考になればうれしいので、思い出せる限りで受験体験記を書かせてもらいます。

 

 まず、そもそも僕は東京出身なので、受験時に初めて新潟に来てその風の寒さに驚きました。

僕が初めて新潟に来たのは、医学部の推薦入試のある12月でした。まだ雪は降っていなかったのですが、東京よりも十分寒かったので、合格したところでこの寒さの中、新潟で暮らしていけるのかさっそく不安になりました。

 

 新大医学部の推薦入試は面接とセンター試験のみで決まります。この時点でセンターはまだだったので、この日は面接試験だけでした。この日の面接では、僕が新潟について無知だったために、一部の質問にうまく答えられないこともありましたが、それでもその程度のへまで落とされることはないと思って心を落ち着けていました。

 

 そしてついにセンター試験がやってきました。浪人はしたくなかったので、センターで高得点を取ってそのまま推薦入試に受かって受験を終わらせてやろうと強く思っていました。しかし、そううまくいかないのが大学受験です。実をいうと、直前期まで自分の選択教科である日本史の知識を詰め込んでいたのですが、それでも8割行くか行かないかの点数しか取れていませんでした。そしたら案の定センター本番でもジャスト80点を取ってしまいました。頑張ったほうだと自負していますが、それでも医学部合格にはセンター9割が必要だといわれています。敗因は日本史だけではないですが、結果として推薦入試は不合格でした。参考までに僕のセンターの受け方を書いておきます。センターはとても長いので集中力を切らさないように、休み時間はちょっと散歩をしたり、友達と談笑したりしていました。もちろん日本史の直前はひたすら暗記をし直していました。ですがこれもストレスをためない程度に適度に勉強するのがいいと思います。

 

 僕は前期試験に、初めの予定通り、新潟大学医学部に出願しました。後になって聞いてみると、高校の先生はほかの大学に出願したほうが合格可能性は高かっただろうと思っていたみたいです。なんといっても、新潟大学はセンター試験を重視して得点配分をするので、センターでミスした人は出願してもアドバンテージは皆無なんです。しかし、過去問も他大よりも解いてきたうえ、問題傾向も把握していた新潟大学を受験したことは結果として正解でした。僕は新大に合格し、受験を終えました。試験当日はとても緊張しましたが、緊張しているのは周りも同じだし、自分が解けなかった難問はきっと周りも解けてないだろうと思って何とか実力を出し切りました。

新大の学生が受験生のために作っているパンフレットを本番の前日にいただきましたが、緊張をほぐすためのアドバイスもたくさん掲載されていて、とても役立ったように思います。とにかく、本番で緊張するのは当然なので、いかに落ち着いて、いつもの自分の実力を発揮できるかが決め手となるのは確かです。散歩したり、深呼吸したり、伸びをしたり、チョコで栄養を補給したりなどなど落ち着くための方法はたくさんあります。皆さんもぜひ自分に合ったやり方を見つけて実践してみてください。

 

受験生の皆さん、健闘をお祈りしています。

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