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2019.10.18学生スタッフブログ

中学生、高校生に向けて授業をしてきました!

 みなさんこんにちは!学生アルバイトの湯澤です!

台風19号の影響で日本中が大変なことになっていますが、みなさんは大丈夫だったでしょうか。僕が住む大学周辺は大したことなかったですが、全国では大きな被害が出ていますし、新潟県内でも河川の氾濫が起こっていました。被害に遭われた方が一刻も早く日常の生活に戻れるようにお祈りしております。

 

 

さて、今回は夏休みに履修した、地域国際交流Aという授業についてお話させていただきたいと思います。

地域国際交流Aは、多文化共生をテーマにした授業を自分たちで考え、それを小中高校へ訪問して行うというものです!

この地域国際交流Aという授業は、創生学部の自由科目として位置付けられている科目で必修ではないのですが、創生学部の学生のみが対象の授業となっています。そのため、創生学部に入らないと受けられない授業と言っていい授業です。

創生学部に少しでも興味を持ってくれている方がいたら、こういう授業もあるんだー、と参考にしてみてほしいです!

 

なぜ僕がこの授業を受けようと思ったかというと、小中高生のみなさんに向けて授業するといった経験は、教員にならない限りなく、とても貴重だと思ったからです。また、自分は今まで授業を受ける側しか経験してこなかったので、授業をする側というのを体験してみたいという思いもありました。

夏休み前の7月ごろから班ごとにどんな授業にするかを考えていきました。僕たちの班は「やさしい日本語で多文化共生」というテーマで授業をすることにしました。やさしい日本語とは、外国人の方にもわかりやすい、易しく、優しい日本語のことです。例えば、「避難してください」をやさしい日本語に変換すると、「逃げてください」というふうになります。ここまでを読んでくださって、そうは言っても外国人には英語のほうが通じるだろう、と考える方も多いと思います。僕もそうでした。しかし、日本に住む外国人の方には、英語よりも簡単な日本語の方が通じるという検証結果が国立国語研究所から出ているんですね!これは僕もオドロキでした!

このやさしい日本語は災害時に大きな役割を果たします。

テレビやネットニュースなどの難しい日本語は多くの日本に住む外国人の方にとっては理解できないものです。

しかし、やさしい日本語に変換して伝えることで、日本人にも外国人にも情報を伝えることができます!今回の台風19号の際にも、NHKの公式ツイッターではやさしい日本語での情報発信がなされていました。興味のある方は是非調べてみてください!

 

夏休み中、僕たちは中学校、高校それぞれ一校ずつを訪問させていただいたのですが、どちらでもみんな僕たちが用意した授業に対し積極的に取り組んでくれてとても嬉しかったです!

 

 

←講義中の様子(ちなみに前でしゃべっているのは僕です。エラそうにしててすみません。)

 

活発な中学生や高校生になんだか元気をもらえましたし、中学生や高校生に戻りたいなーとふと思いました(笑)。大学生は大学生で自由で楽しいですが、高校生には高校生にしかない楽しさがあります。高校生の皆さんは勉強や部活で大変だと思いますが、高校生の今の時間を大切にというか、かみしめてほしいなと思います!

少し話がそれてしまいましたが、中学校や高校に授業をする側として行くのは本当に新鮮で、貴重な経験でした。そして、今まであまり考えたことのなかった多文化共生をじっくり考えるとてもいい機会になりましたし、教える側の立場に立つことで学ぶことも多くありました。

なんだかもう授業が終わった感じで文章を書いてますが、実は来年の1月と2月にまた中学校と高校1校ずつに行かせていただくことになっています!夏休み中の反省を生かし、中高生の皆さんにより分かりやすく、多文化共生について深く考えてもらえるような授業ができるよう頑張りたいと思います!

そして無事単位が取得できるよう頑張っていきたいと思います(笑)

最後までお読みいただきありがとうございました!

 

 

 

 

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